2024年12月15日(日)をもって、閉店となりました。
海風が気持ちいい港町用宗に、絶品和菓子が味わえる喫茶店があるのをご存知でしょうか?「出来立てが一番うまいんだよ。」と語る、元和菓子職人のマスターが作り出す和菓子を、ぜひご堪能あれ!
目次
Cafe海風文庫で本を読みながら和菓子を満喫!
2021年8月、静岡市駿河区用宗にオープンした「Cafe海風文庫」。本好きな女将さんがセレクトした本を読みながら、コーヒーや甘味が楽しめるお店です。マスターが手作りする和菓子も評判で、コーヒーとあんこという粋なペアリングが楽しめるのも海風文庫ならでは。和菓子好き注目の喫茶店です!
海風文庫の手作り和菓子
春はうぐいす餅、桜餅、夏は水菓子、わらび餅、秋はお芋を使ったお菓子、冬はあったかいお汁粉、甘酒など。季節の移り変わりに合わせて、取り扱う和菓子も変わっていく海風文庫。その時食べた季節の和菓子を思い出すと、マスターと話した何気ない会話も紐づいて思い出される。そんな思い出を積み重ねていくことも、このお店に通う理由のひとつだったりします。
看板メニューは年中食べたい!わらび餅
自家製のこし餡を包み込んだ、海風文庫名物のわらび餅。あんこが中に入ったわらび餅は、こちらのお店で初めていただきましたが、あまりの美味しさに感動!口当たりなめらかなこし餡と、それを包み込むわらび餅ときな粉!最高に美味しい!餡入りわらび餅は、元々京都の方のスタイルとのことですが、こんなに美味しいなら全国的に広まればいいのにとさえ思ってしまいます。静岡市内で餡入りわらび餅が食べられるのは、おそらくここだけかな?女将さんオススメ、わらび餅とコーヒーの組み合わせも意外と合う!
お汁粉
何日も手間暇かけて作られたお汁粉には、こんがりと焼いたお餅。アクセントに柴漬けが最高です。
いちご大福
海風文庫のイチゴ大福は、イチゴが丸ごと餡と求肥餅に包まれているタイプ。イチゴの先が少しだけ表面に見えるので、イチゴ大福だと判別できる感じです。
この形にはマスターのこだわりが詰まっていて、イチゴを餡と求肥餅で包み、寝かせることによって、イチゴの香りが餡とお餅に移っていく。そうするとイチゴ大福全体にイチゴの香りが移り、一体感が生まれて美味しくなると思うんだよねと語るマスター。お餅ももち米をついて作った物とは違い、求肥餅を使っているので、一晩経っても固くならずに美味しく食べられるそう。

新作のおはぎ弁当が登場!
自家製のつぶし餡で作ったおはぎと季節ごとに変わるおこわ、柴漬けとお茶がセットで付いてきます。取材日の季節のおこわは、黄金に輝く縁起物の「えびすおこわ」。大豆と銀杏が入って、もちもち食感で美味しい!そして手作りのおはぎがものすごく美味しい!絶妙の甘さで食べやすくて感動!通常、作り置きされたおはぎは保存をきかせる為、味が濃くなりがちだそうですが、海風文庫のおはぎはその場で作ってくれるので、素材の味が活きた味わいになるんだとか。作りたてのおはぎの味を、ぜひ味わってみてください!
海風文庫の店舗情報
| 店名 | 海風文庫 |
| 住所 | 静岡市駿河区用宗2丁目15-3 |
| TEL | – |
| 営業時間 | 10:30〜17:30 |
| 定休日 | 不定休 |







