和食

わさび漬けランキング!静岡市内で一番おいしいわさび漬けを徹底検証!

わさび漬け発祥の地として知られる静岡県。県内には、数多くのわさび漬けメーカーが存在しますが、

 

一番おいしいわさび漬けってどこだろう?

 

そんな疑問を抱いたことはありませんか?

 

今回は静岡を代表するグルメブロガーのはなげっくす氏と、わさび好き地域ブロガーのぼくが、静岡市内で一番おいしいわさび漬けを決めるべく、わさび漬けの食べ比べを行いました。

わさび漬け選びの参考になれば幸いです。

 

▼はなげっくす氏のグルメブログはこちら▼

https://hanagex.com/

 

わさび漬け食べ比べ事前調査

今回、わさび漬けの食べ比べを行うにあたり、

どこのわさび漬けを食べ比べたらいいんだろう?

 

という疑問にぶつかりました。

そもそもわさび漬けといえば、田丸屋さんか田尻屋さんしか知らないぼく。色々調べていたら、静岡県のサイトにわさびのページがあったので、静岡県の方に問い合わせをしてみました。

https://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-360/wasabi/wa01/wa01-07.html

 

やはり静岡県のページに記載の通り、県内にはかなりの数のわさび漬け加工所・販売所があるとのことで、県でも全てを把握しきれていないとのこと。

その中でも静岡市内で製造販売されている小売店さんのリストをいただけたので、それを元に有名どころであろうお店を5店舗ピックアップし、実際に購入してきました。

 

静岡市内のわさび漬けメーカー

それでは食べ比べをするわさび漬けメーカー5つを、五十音順でご紹介します!

 

うつろぎさん

静岡市街から車で一時間ほど北上した所にある、わさび発祥の地「有東木(うとうぎ)」地区にお店をかまえるわさび販売加工所。

お店の周りにはわさび田があり、おいしい空気と清流のせせらぎが楽しめます。個人的にも大好きな場所です。

飲食店も兼ねているので、お蕎麦や定食なども楽しめます。

【オクシズ】わさび発祥の地!有東木は静岡が誇る癒しの里だ!こんにちは、わさび大好きブロガーのぼくです。 静岡で生まれ育ったぼくが全身全霊でおすすめしたい、自然豊かでとてつもなく癒される場所...

 

 

田尻屋さん

1753年創業、静岡市葵区の新通りにお店をかまえる、元祖わさび漬けのお店です。国道一号線沿いに、大きな看板を出されているのでご存知の方も多いと思います。

 

田丸屋さん

会社規模が一番大きく、海外販売も展開されている有名なわさび屋さん。街中、駅ビル、空港、高速道路のSAや楽天市場にも出店しています。個人的にも、わさび漬けといえばまっさきに思い浮かぶのが田丸屋さんです。

国道150号線沿いにある、「STEP IN たまるや」さんでは工場見学もできます。大きなわさびが目印!

 

野桜さん

1858年創業、こちらも歴史のあるわさび漬け屋さん。静岡市葵区葵町に本店があります。県外の百貨店、三越さんや高島屋さんでも販売されています。

 

三保屋さん

大正十年創業、清水で唯一わさび漬けを作り続けているわさび漬け屋さんです。

※写真はさくやちゃん(@sakuyaoi)にご提供いただきました。ありがとうございます。

 

今回は、こちらの静岡市内5メーカーのわさび漬けを食べ比べたいと思います!

 

わさび漬け食べ比べ

いざ実食です!

ご覧のように比較して初めて認識しましたが、メーカーによって色や質感が全然違います。

 

うつろぎさんのわさび漬け

質感はどっしりとしていて存在感があります。ただ、味わいは主張しすぎていません。クセがなくあっさりとしていて、食べやすいわさび漬けです。

原材料:わさび(静岡県産)、漬け原材料(酒粕、砂糖、食塩)
内容量:90グラム
価格:350円

 

田尻屋さんのわさび漬け

白い酒かすの部分がツヤツヤで、明らかに他のわさび漬けとは異なります。口当たりもすごくなめらかでまろやか。わさびの茎のシャキシャキした歯応えが際立ちます。

原材料:わさび(静岡産)、漬け込み原材料〔酒粕、食塩、砂糖、香辛料〕
内容量:69グラム
価格:300円くらいだったような

 

田丸屋さんのわさび漬け

他のわさび漬けと比較すると、かなり酒粕の香りが強いですね。お酒好きには魅力的なクセが強いわさび漬けです。

原材料:わさび、漬け原材料〔酒かす、砂糖、食塩、からし粉、還元水飴〕、調味料(アミノ酸)
内容量:100グラム
価格:486円

 

野桜さんのわさび漬け

野桜さんのわさび漬けは、辛味が三種類あるとのことで、今回は一番辛味の少ない通常の物を用意しました。それでも他メーカーと比べると、結構辛いと言われるとのこと。

確かに辛味は強めです。わさびの茎の歯応えが柔らかめで、シャキシャキした歯応えはあまり感じられません。

原材料:わさび(国産)、漬け原材料〔酒かす、砂糖、食塩、からし粉〕
内容量:90グラム
価格:648円

 

三保屋さんのわさび漬け

見た目のはなしになりますが、5つのわさび漬けの中で一番緑色が強いです。本来酒かす部分は白いのかなと思いますが、三保屋さんのわさび漬けだけほんのり緑色。結構辛みが強く、歯応えがシャキシャキしていて気持ちいいです。家で食べたことがあるので、馴染み深い味です。

原材料:わさび(国産)、漬原材料〔酒粕、糖類(砂糖・水飴)、食塩、香辛料〕
内容量:120グラム
価格:378円

 

以上、5種類のわさび漬けを食べてみました。正直、ここまで違いがあるとは思いませんでした。見た目、香り、味、それぞれのわさび漬けに特徴があって面白いです!

 

わさび漬けランキング

それでは、待望の美味しいわさび漬けランキングを発表します!

※味の好みは人それぞれということで、あくまでも個人的な感想です!

 

第5位

田丸屋さん

他のわさび漬けと比較すると、日本酒の香りが強めでクセがありました。何度も繰り返しますが個人的な感想なので、好きな方は好きだと思います。

田丸屋さんには他にも色々な種類のわさび漬けがあるので、それらも試してみて自分好みのわさび漬けを見つけたいです!

 

しょーご

販売戦略はトップクラスです!一口サイズのわさび漬けお弁当に入ってるとテンション上がる!

 

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

田丸屋 わさび漬ミニカップ (18個入)
価格:648円(税込、送料別) (2018/5/8時点)

 

第4位

野桜さん

わさびの茎のシャキシャキ感をもっと感じたかったですね。逆を言えば、酒粕とよく馴染んでます。辛味も強めで刺激的なので、そこは好きですね!

 

しょーご

お店の方も丁寧に説明してくれて、好印象でした!

 

第3位

三保屋さん

よく家で食べていたということもあり、慣れ親しんだ味です。酒粕の香り、辛味のバランスがいいですね。

 

しょーご

家族そろって大好きです!

 

第2位

うつろぎさん

さっぱりとしていて、非常に食べやすいです。主張しすぎないので、はんぺんやかまぼこに付けて食べると、おいしさをより引き出してくれますね。

 

しょーご

さすがわさび発祥の地!

 

第1位

田尻屋さん

とにかく滑らかで口当たりが最高です!それでいてわさびの茎はシャキシャキと心地よく、メリハリがありますね。他のわさび漬けと比較しても、田尻屋さんのわさび漬けはダントツでおいしい。ここまで違うかと驚くほどです。是非試していただきたいですね!

 

しょーご

完全に虜になりました!LOVE田尻屋!

 

わさび漬けランキングまとめ

この企画を行うにあたって、はなげっくす氏と

いやー、わさび漬けに違いなんてないんじゃないの?

なんて話をしていましたが、良い意味で予想を裏切られました。

 

ちなみにはなげっくす氏が選んだ1位も、田尻屋さんのわさび漬けでした!

 

おなじわさび漬けでも、作るメーカーによってここまで違うものかと驚愕しましたね。何度も申し上げますが、あくまでも個人的な感想なので、食べる方によって感じ方は違うと思います。それをふまえて、わさび漬け選びの参考にしていただけたら嬉しいです。

 

今回は静岡市内のわさび漬けメーカーのみでしたが、伊豆にも山本食品さんなど有名なわさび漬けメーカーがあるので、食べ比べてみたいモン!

 

各メーカーのわさび漬けが買えるお店

最後に、今回ご紹介したわさび漬けが購入できる、静岡市内のお店をまとめます。

 

うつろぎさん うつろぎ(葵区有東木280−1)
その他静岡市内のJA、イオン系スーパー
田尻屋さん 田尻屋総本家(葵区新通1丁目3−2)
田丸屋さん 田丸屋本店(葵区紺屋町6番地の7)
STEP IN たまるや店(駿河区下川原5丁目34の20)
静岡パルシェ店(葵区黒金町49)
野桜さん 葵町本店(葵区葵町39)
その他静岡駅内キヨスク、アスティー、伊勢丹
三保屋さん 三保屋(清水区江尻東2丁目1−10)

 

各わさび漬けの美味しさを、ぜひご自身で味わってみてください!

ABOUT ME
よれちゃん/静岡グルメブロガー
月間約8万回読まれてるブログ「もぐもぐしずおか」の管理人。『ここ行ってみたい!』と思えるグルメ・観光の情報を発信中!X、Instagramでもグルメ情報を発信しているのでフォローしてね!