こんにちは、スーパーシャイボーイのしょーしょです。昨日、祖母が家にやってきまして、城北公園のなんじゃもんじゃが綺麗なんじゃっていう話をしていきました。そもそも私からしたら、新しいもんじゃ焼きやさんかなにかですか?って感じなんですが、実際に城北公園に行ってなぞはとべてすけました。いや、すべてとけました。
なんじゃもんじゃって?
なんだか楽しい名前ですが、これは愛称みたいなもので、正式名称を「ヒトツバタゴ」といいます。日本では長崎県対馬市、岐阜県、愛知県、長野県の木曽川流域にのみ自生するモクセイ科の落葉樹です。大きいものでは高さ20メートルほどにもなります。
毎年四月の終わりから五月の初め頃にかけて、白い花を咲かせ、その姿はまるで白い雪をかぶったように綺麗です。現在なんじゃもんじゃの自生木は減少し、環境省が発行しているレッドデータブックには「絶滅危惧種Ⅱ類(VU)」に指定されている希少木です。
名前の由来
名前の由来は諸説あるようですが、一般的にはあの黄門様が一枚噛んでるようです。水戸黄門(光圀)が参勤交代の途中、下総神崎(現在の千葉県神崎町)の神埼神社に立ち寄った際に社殿横にある御神木を見て尋ねます。
黄門様:「この木はなんじゃ?」
質問された土地の人は、聞き取れずにこう返します。
村人:「なんじゃもんじゃ」
それを聞いた黄門様は木の名前と勘違いをし
黄門様:「なんじゃもんじゃであるか。」
と言われたそうな。それ以来この御神木を「なんじゃもんじゃ」と呼び、大切に保護をしてきたとのこと。村人がちゃんと聞き取っていればこんな名前にはならなかったんですね。ま、可愛いからいいよねー!
城北公園
2016年5月1日、そんななんじゃもんじゃの花が城北公園に咲き乱れているということなので、取材にいってきました!

麻機街道に面した入り口を入っていくと、大きな花時計があるのですが、その花時計を囲むように立派ななんじゃもんじゃがなんじゃもんじゃとそびえたっていました。


遠くから見ると白い綿のような花が葉を覆うように咲いていて、思わずなんじゃもんじゃ!!って叫びたくなってしまいます。

城北公園にはなんじゃもんじゃでお花見をする人がたくさんいます。こども連れで来る家族やカップル、ご近所さん同士で話に花を咲かせるご年配の方々もいらっしゃいます。なんじゃもんじゃも城北公園も、静岡市民に愛されているのがよくわかります。


落ちてる花びらを手に取って見ると、こんなに小さくてかわいらしいです。花びら自体はやわらかいですが、強風が吹いてもそれほど散らないので驚きました。強いんですね。桜のように吹雪いてはいなかったです。


まとめ
市内では駿府城公園でも、なんじゃもんじゃが見られるようですが、スケール、見応え共に城北公園を上回る場所は、静岡にはないと思われます。このゴールデンウィークの時期のみ楽しめる、なんじゃもんじゃを是非ご自分の目で楽しんでみてください。