目次
限定麺が激ウマなお店ライム軒
斬新なラーメンで常連さんを魅了し続けるライム軒さん。不定期で期間限定ラーメンを提供してくれています。
ちょ、その前にさ
「ライム軒ってなに?」
という方は、ライム軒さんの魅力をつづったこちらの記事をご覧下さい。
ハズレ無し!ライム軒さんの限定麺まとめ
2018年2月オープンのライム軒さん。ぼくがライム軒さんの限定麺にハマったのは、この一杯がきっかけでした。
この一杯により、
「ライム軒の限定メニューは神!」
という認識を植えつけられてしまったのです。
冷みぞれつけ麺
2018年夏季限定で提供されていた、限定のつけ麺です。さっぱりなので、食欲のない暑い日でもスルスルっといける夏バテ知らずの一杯。
ミョウガ、大葉、大根おろし等、夏でも食欲をそそるさっぱり系のつけ汁に鶏挽肉が入ったつけ麺。
夏には必ずやってほしいつけ麺です。
柚子香る かぶと大根のすりおろし釜揚げ風つけ麺
2018年11月6日~26日の間提供されていた、限定つけ麺。少し長い名前ですが、無駄なワードが1つもない、このつけ麺の特徴を的確に表した名前です。柚子と大根・カブおろしでサッパリいただける超絶うまい限定麺です!
柚子香る かぶと大根のすりおろし釜揚げ風つけ麺(850円)
麺、つけ汁、豚角煮の3点セット。つけ汁は、いつもと違う三つ葉が入ってはいるものの、通常のつけ麺のつけ汁と大差なさそうです。
強烈なインパクトで目を引くのは、まるで雪山の頂きに春の息吹が舞い降りたようなビジュアルの麺。
釜揚げうどんのように、麺が茹で汁(?)に浸かっています。こうすることによって、大根・カブおろしがうまく麺と絡み美味しくいただけるわけです。
ふんだんに使われた柚子の皮が、贅沢に散りばめられていますね。大根・カブおろし、三つ葉、柚子、この組み合わせってもうさわやかでしかないですね!
ライム軒といえば、全ての麺に付いてくる、ライム軒の象徴とも言うべきこの豚角煮。この豚角煮が、ガッツリ要素を担ってくれています。サッパリ系のつけ麺とはわかってはいるものの、やはり肉要素が欲しいと思うのが男心ですよね。
「そんな欲望お見通しだぞ!」
と微笑む店長が目に浮かびます。
そのままかぶりつくもよし、つけ汁に浸すもよし。各々が各々の楽しみ方で食すべし。
麺の上にこんもりと盛られた大根・カブおろしの上に美しく鎮座する三つ葉。
そしてつけ汁の方にも、アクセントに三つ葉が加えられています。三つ葉好きにはたまらない、ダブル三つ葉でより一層香り高い味わいになっています。
丼に残った大根・カブおろしにつけ汁をかけて跡形もなく飲み干すのが礼儀かな。
大根おろし100%だと水っぽくて辛味が強くなってしまうのかもしれませんが、カブおろしを入れることで、口当たりが柔らかくなり、柚子の香りもより際立ちます。
釜揚げ汁に揺らぐ麺を全て食べ終わった後も、まだ少し大根・カブおろしが残っています。これがもったいないので、丼に残った釜揚げ汁に、つけ麺のつけ汁を加えて味を付けガブガブ飲んでやりました。飲み干すことはできませんでしたが、大根・カブおろしが堪能できて満足です!
あまりにも美味しすぎるので、期間限定をやめて!って思うのですが、そういうわけにも行かないですよね。
味噌らーめん
味噌らーめん(900円)
2018年12月1日〜2019年1月31日限定で提供されています。体の芯から温まる、冬にぴったりな一杯。
存在感のある『いつも』の角煮の隣に、こんもりと盛られたもやしは二郎系を意識しているのでしょうか。どちらにせよ、このシャクシャクのもやしとコクのある味噌スープは相性バツグンです。
新鮮でみずみずしいもやしを、麺と共に豪快にむしゃりましょう!
いつもの角煮は味噌に浸してもうまい!どんなスープとも合う、まさに名バイプレーヤーですね!
まだまだ、これで終わらないのがライム軒さんのポテンシャル。限定の味噌らーめんには、専用に用意されたユニークなトッピングがあります。
- パルメザンチーズ(100円)
- ピーナッツバター(150円)
すごく個性的なトッピングのチョイスに、センスを感じますね。さすがに両方はクドそうだなと思い、予想できるパルメザンチーズはパスし、ピーナッツバターをいただきます!
ピーナッツ入りのバターといった感じですね。麺を半分くらい食べたところで、味変にトライ!
バターのコクがプラスされて、さらに食べ応えが増しますね!ただピーナッツの含有量はあまり多くないせいか、ピーナッツはわずかに香る程度に止まっています。もうちょっとピーナッツ感が強かったらどうなったのかな。
味噌バター好きな方、コク深い味が好みの方には、ピーナッツバターをプラスするのもいいと思います。ただ、味噌オンリーでも十分おいしいですよ!
塩らーめん
塩らーめん(850円)
2019年3月25日(月)までの期間限定メニュー。1日20食限定です。
具材は鶏ムネ肉のチャーシュー、ねぎ、のり、メンマ、カラフルなあられ。色鮮やかなあられが散りばめられ、ビジュアルも意識したオシャレな塩ラーメンです。
スッキリ・あっさりとしているのに、しっかりとコクがあるスープ。優しいというよりかは、しっかり目のお味で満足度高し。
麺は通常の全粒粉入りツルツルシコシコの麺では無く、少し細いタイプの麺ですね。あっさりスープによく合います。
こちらも淡白な鶏ムネ肉のチャーシュー。麺・スープが淡白だったので、トッピングのチャーシューくらいは、鶏のレアチャーシューとかいつもの角煮みたいな、こってり系のお肉でもよかったかもしないですね。
海老らー麺
海老らー麺(850円)
2019年4月初旬に提供されていた、店長の気まぐれ限定麺。見た目からはわかりませんが、海老の香りがしっかりと香る海老らー麺。具材は豚肩ロースチャーシュー、メンマ、ネギとシンプルな構成。値段を上げても構わないので、海老ワンタンとか海老しんじょとか、海老らー麺っぽいトッピングが欲しいですね。海老スープ表面のオイルが輝き、相変わらずの美しさです。
スープは通常のラーメンスープに海老油を加えてあるんでしょうか?海老の香り、旨味が感じられて、クセになるほどとっても美味しいスープです!海老好き必食です!
カレーらぁ麺
カレーらぁ麺(850円)
初夏の装いを感じる暖かな日となった2019年5月3日(金)、店長の気まぐれ限定麺として提供されていたのがこちらのカレーらぁ麺。カレー蕎麦のようなスープを想像してしまいがちですが、ライム軒のカレースープはそれを良い意味でぶち破ってきました!
見た目はチリが効いた赤っぽいスープですが、一口味わうと適度な酸味を感じます。その後に来るのがガラムマサラのような香りのスパイス。この風味がバッチリとカレーを表現しています。一切の粘度質は感じられず、シャバシャバ系のスープ。それでもしっかりとスパイスが効いていてうまいです!辛さをプラスできるそうなので、辛くしたい方は店員さんにお声がけしてください。
具材はいつもの豚角煮・メンマに加えて、レタス・オニオン・ドライのフレークが散りばめられています。この爽やかなフレッシュ野菜のレタスとオニオンがあることで、タコスのようなメキシカンテイストも感じられて、新感覚のラーメンに仕上がっています。
いつもの角煮、ツルツルシコシコの麺もカレーとの相性は良いです!かなりレベルの高いラーメンに仕上がっていますね!限定麺の中でもトップクラスの美味しさ!自信を持ってオススメします!
冷しゃぶ胡麻つけ麺
冷しゃぶ胡麻つけ麺(900円)
2019年5月下旬から6月17日(月)まで提供されていた期間限定「冷しゃぶ胡麻つけ麺」。1日20食限定です。いつもの全粒粉入りシコシコ麺の上にはレタスと、薄切りの豚しゃぶが鎮座。つけ汁は胡麻の風味がしっかりと香るもしつこさのないタレ。ラー油がテロっと浮いているので、若干の辛味もあって良いですね!
豚しゃぶは極薄なので、麺の邪魔をせず、さっぱり・ペロリといけちゃいます!美味しいんだけど、胡麻ダレはずっと食べてると飽きがくるので、途中でペッパーとライム酢を麺にかけて味変するのがオススメ!こりゃーうまいぞー!
鰹出汁らー麺
鰹出汁らー麺(850円)
かつお系ラーメンスタンプラリーに参加しているライム軒さん。カツオを使用したスタンプラリー対象ラーメンがこちら。鰹出汁が効いた、今までにない味わいのスープです!
スタンプラリーの期間2019年9月16日(月)〜11月30日(土)まで、楽しめると思います。
かつお系ラーメンスタンプラリーについては、こちらをご覧ください!
秋刀魚らー麺
秋刀魚らー麺(900円)
いつもライム軒さんに季節を感じさせてもらっています。今回は秋の味覚、秋刀魚ですね。最近は色んなラーメン店で秋刀魚ラーメンを提供するようになりましたが、ライム軒さんで初めて味わいます。
想像では、秋刀魚の内臓を使って、苦味がしっかり味わえるのかなと思いましたが、スープは澄んでいて意外とあっさりしています。それでもしっかり秋刀魚の風味は楽しめます。トッピングの玉ねぎのみじん切りと三つ葉が、秋刀魚の臭みを消してくれていいアクセントになっています。
あら炊き塩らーめん
あら炊き塩らーめん(950円)
2020年3月の期間限定らーめんは、魚介の旨味がスープに溶け出したあら炊き塩らーめん。トッピングの具材はしんじょ、山菜、岩海苔、三つ葉、豚バラ角煮と和を意識した構成。麺は中細で魚介塩スープによく合います。無化調を感じさせる、素材の自然な旨味が味わえるスープは、体に染み渡るとっても優しい味。しんじょなどの具材も手作りでしょうか。どれも優しくまとまっていて、店主の気遣いが感じられます。元フランス料理のシェフという事ですが、和のテイストのラーメンに驚かされました!
濃厚ベジポタつけ麺
濃厚ベジポタつけ麺(900円)
2021年3月〜4月にかけての限定麺。玉ねぎやじゃがいも等の野菜を使用していると思われる、トロントした粘度の濃厚なつけ汁。野菜の甘みと麺ダレが絶妙のマッチング!味変アイテムとしてカレー粉が付いてきますが、これもまたポタージュと合う!卓上のペッパーも振り掛けるとなお良し!最後まで飽きずに食べられます!さすが、洋食出身のマスター!最高にうまいです!
煮干しらー麺
煮干しらー麺(1,000円)
2022年4月の限定麺!煮干しベースのスープに背脂、極太麺を合わせて、いわゆる燕三条系と呼ばれるラーメンとのこと。
煮干しの出汁に、濃いめの醤油ダレを合わせたスープには、背脂が浮いています。トッピングにはもやしとキャベツがこんもり!ネギとメンマ、そして激うまの角煮!+100円で味玉も追加できますが、今回は無しにしました。ニンニク有り/無しも選べるのでお好みでどうぞ!
ゴワゴワの極太麺は200g、270gから選択可能。歯ごたえのある麺をワシワシ食べる様はまるでスポーツ!野菜もこんもりあるし、麺のボリュームもあるので、食べても食べてもなかなか減らないイメージ!でも角煮の味がしっかりしていてうまいし、合間合間にスープをすすると味変的な効果で、飽きずに食べられます。後半に差し掛かったところで、ニンニクを投入!パンチのある辛味と香りでラストまで美味しく頂けます!このラーメン不思議とクセになる美味しさ!こういうチャレンジ系?は初めてでしたが、ハマりそうです!
冷しゃぶ胡麻らー麺ピーナッツ入り
冷しゃぶ胡麻らー麺ピーナッツ入り(1,080円)
2022年7月の限定メニューがこちら!ピーナッツが入った冷たい胡麻スープに、トッピングが豚の冷しゃぶ、メンマ、きゅうり、水菜、そして一際目をひくバニラアイスが乗っています。このバニラアイスにはどういう意味があるのかと食べながら考えたところ、以下の答えにたどり着きました。
バニラアイスで冷たさをキープ。そしてアイスの溶けたところから、ミルキー感が増す味変要素。元々このラーメンにはラー油が付いてくるのですが、アイスが溶けて甘さが増した所には、ラー油をかけて辛さで甘さを相殺してねってことだと解釈しました。このビジュアルのインパクト、そして何より美味しいので、本当にアイデアがすごいなと脱帽です!
ライム軒の営業時間・駐車場情報
店名 | ライム軒 |
住所 | 静岡県静岡市駿河区中田本町62-6 |
TEL | 054-287-3311 |
営業時間 | 昼 11:30〜14:25 夜 18:00〜20:25 ※スープが無くなり次第終了 |
定休日 | 火曜日 |
駐車場 | 6台(昼間のみ隣店駐車場5台分使用可能) |
『常連さんを退屈にさせない!』
そんな心意気が伝わってくる、ライム軒さんの限定麺の数々。通いたくなる理由はそこにもあるんですよね。
これからの新メニューにも期待です!